必勝! 太平洋戦記
其の参 攻略事例(壱)
遂行者:Hman
作戦名:太平洋戦記


リプレイ1
ターンは40とする。これなら足りない事はない。
配置は南方艦隊を高雄にまとめるのがいいかと思う。

初期の生産 海軍は先ず零戦21を量産し、台湾・仏印に配備。
後、99艦爆(400機程度)〜96/1式陸攻と配備して行く。
陸軍は99双軽を基幹とし、適当に鐘馗1を交える。
基本戦略 当然ながら二方面作戦は避けるべきである。
南方作戦の完遂は長期戦に不可欠であるので、今回のプレイでは比島〜蘭印〜支那&ビルマ〜インドと侵攻し、太平洋戦域は持久戦を取る事とする。
いざ太平洋に侵攻する時に米航空機の圧倒的な戦力に青息吐息となりかねないと言う問題もあるが、史実通りの運命を辿るよりは幾分マシであろう。
開戦1 まず真珠湾を一撃。99艦爆には小型艦を攻撃させる。
撃ち漏らした戦艦が出撃してくるので、一撃したらすぐに逃げる事。
その後は本土艦隊と協力してグァムを陥落せしめ、高雄に向けて針路を取る。
ウェーク〜ハワイ間に空母が存在する筈であるが、手を出さない方が無難か。周辺基地に配備されたB−17の後続力&防御力が怖い。
本土 全ての空母・戦艦は高雄へ移動させる。
燃料・弾薬・整備部隊・設営部隊・攻撃部隊も順次移送する。
比島・マレー その後はフィリピン・マレーの航空戦力を撃滅する。
下手な色気を出さず、とにかく飛行場を徹底的に攻撃。
でないと高雄や近辺の艦隊が攻撃されるぞ。
大型爆弾ではなく、中/小型爆弾を装備した方が効率がいい。
在泊の商船は台北へ退避させた方がよいだろう。
香港は今の所無視。
生産された零戦21型はこの高雄・サンジャックへ重点的に配備する。
英東洋艦隊を発見したら、最優先で攻撃するのは言う迄もない。
開戦直後にいきなりシンガポールを空襲すれば、これが停泊している。見逃すなかれ。
仏印 マレー航空撃滅戦に参加出来ない軽爆等は、バンコクを攻撃する。
陸上部隊を撃滅したら、兵力・弾薬1で侵攻・占領する。
当然直後に奪還されるが、陣地構築前の敵部隊を航空機で徹底的に叩く事が出来る。
この作戦で現状兵力での持久が可能。
満州 全ての航空機・整備部隊・設営部隊は速やかに漢口へ南下させる。
現状の攻撃部隊の引き抜きさえ行わなければ、イワン共(ソ連)の心配は不要である。
支那 取り合えず手駒が足りない。暫くは無用な攻撃は避けた方がいいだろう。
99双軽の配備を待つ。

リプレイ2
航空撃滅作戦が終了し、機動艦隊が高雄に到着した後の作戦である。
機動艦隊には対潜用に駆逐艦を必ず最大数の20隻随伴させ、同時に駆逐艦隊を数艦隊用意し、哨戒に当たらせる。
これを徹底しないと悲しい運命が君を待っている。
輸送艦隊に軽空母等を加えておくと、先制攻撃の機会が増える上に、輸送船に対する囮とする事が出来る。戦艦にやらせるのもいいかんぢだ。

空母機動艦隊 搭載されている97艦攻を極力99艦爆に積み替える。
対地攻撃には急降下爆撃が向いているが故だ。命中率が4倍以上である。
比島〜香港〜ブルネイ〜クチン〜リンガ〜シンガポールと攻撃していく。
陸上基地と違い、空母からの航空攻撃は弾薬を一切消費しない。
故に空母はコキ使ってやらねばソンと言う物だろう。
孤立する事は絶対に避け、周囲に駆逐艦隊を配置して置く事。
下手な所に移動すると、潜水艦の集中攻撃を食らう。
因みに敵潜水艦の移動は毎ターン必ず航路フェイズに行われ、日本基地間を直線で移動する様である。
戦艦部隊 機動艦隊のフォローとして艦砲射撃を行うのもいいが、爆撃に比べて非常に弾薬消費が激しい。
敵基地に同程度の被害を与える為には、7〜8倍の弾薬が必要となる。
大和型など、主砲を撃ち尽くすと1艦800tもの弾薬を消費する。
弾薬の生産が軌道に載るまでは、無駄遣いは避けたい物だ。

蘭印〜比島に敵巡洋艦隊が存在しているので、艦爆しか搭載していない空母に代わってこれを仕留める事と、「囮」としての役割を主眼とする。
英東洋艦隊さえ沈めればインドorソロモン戦までヒマなので、空きドックで対空改装・・・したいがドックも忙しいんだな、これが。
兵法の邪道なれど、遊ばせて置くより無さそうである。
戦術的にはともかく戦略的に見た場合の「戦艦」と言う物が、空母に比べてどれ程非効率的かと言う事を、良くシミュレートしているゲームであると言えよう。多分。
上陸戦 機動部隊に追従し、各基地を占領していく艦隊が当然必要である。
占領・採掘資源だけが目的ならば、上陸時の兵員・弾薬は「1」でいい。
基地航空隊 占領につれ、高雄の海軍航空隊主力はマニラ〜レイテ〜ダバオと転進。
基地占領 陸上部隊を壊滅させた基地はほぼ無力である。特に占領する必要はない。
最終的にバンコク〜メダン〜バリ〜ハルマヘラ〜高雄のラインを確保。
攻撃範囲内の敵基地は無力化しておく。
余裕が有れば輸送船を近づけぬ様、潜水艦を監視役として置けばよい。
それが叶わずとも哨戒範囲内であれば取り合えずは安心。
月に一度偵察して置けば完璧である。要塞化される前に叩き潰す事だ。
太平洋方面 B17からの完全なる防衛は不可能であろう。
たまの奇襲で整備兵をやられるわ補給しようと入港した途端に、輸送船が沈められるわ戦闘機練度は下がるわロクな事が無い。
パラオも含め、全ての兵力は速やかに引き上げる事だ。特に整備部隊。
上陸艦隊を発見したら97大艇で叩く。極力占領されない様に。
トラックは絶好のロケーション。捨てるには少々惜しいか。
実際の日本軍はトラックの確保の為にニューギニア(ソロン〜ラバウル間)を占領した事を述べて置く。
基本的にはグァム&サイパンに2式大艇及び整備部隊を配備し、攻撃圏内は絶対死守・・・と言う感じでいいだろう。
保険としてサイパンに巡洋艦を停泊させて置くと安心。
本土 空母から下ろした97艦攻は主に本土〜ダバオに配備する。
敵基地からの爆撃は無く、驚異は敵空母だけである上に97艦攻は敵艦爆より航続距離に優る。つまり、これで十分である。

リプレイ3
輸送 敵潜水艦の驚異を避ける為、輸送は極力一度に行う事だ。
出航時は駆逐艦か海防艦の1隻を先行させ、万全の哨戒を行い、駆逐艦や海防艦を20隻づつ横須賀・高雄・リンガに配備して置き、発見次第速やかに攻撃に向かう。
潜水艦が増えると手が付けられなくなるので、発見したら確実に撃沈しよう。
こちらの損害は余り気にするな。

南方の拠点は大泊地を持ち、燃料自給可能なリンガ。
本土方面は同様の理由から横須賀。
中継基地は高雄がいいだろう。
支那方面の鉄鉱石は鞍山で、南方のボーキサイトはシンガポールで加工してから輸送すると輸送回数自体が少なくなり、結果として商船の被害が抑えられる。
航空機 バクリパパン・高雄・マニラ・沖縄・上海辺りを中継基地とする。
海に面している為、燃料等の補給が容易だからだ。
仏印の海軍攻撃機は太平洋に転進。
急降下爆撃の不可能な機体は、大陸戦には不要なのだ。
命中率が低いので弾薬がもったいない。

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