AWW七不思議

AWW七不思議


無限音階

自動書記
金縛り空港
赤化画面
愛国兵器
禁断格納庫
霜と霧
不使能力

亡霊敵機


一度墜とした敵機は二度と現れない。そうした常識のもとに、私たちは日夜激務についています。しかし、過酷な戦場において、私たちは日常の延長線上にはない現実にも遭遇せざるをえないようです。
[PLAN15トブルク挟撃]作戦のトブルク空港付近にて、只者将軍が目撃したものがそれです。
「確かに空港を爆撃したのに、ブレニムがどこからともなく現れたんだ。あれは絶対に幽霊だ!」(只者将軍)

さらに只者将軍は、アルデンヌでもありえない敵機と遭遇しています。

「アメリカ3軍の空港にイギリス軍のランカスターがいたのは確認していた。とうぜんアメリカ3軍の拠点を占領しすれば、そいつは無力化するはずだ。しかし、次のターンになんとランカスターが現われ、大切なMe262が三機いる空港を破壊していった。占領する前には空港の中を、占領した後には空港の中と空港上空周辺を確認したのに…。イギリス軍の空港も確認して、爆撃機がいないから安全だと思ったのに…。いったい奴はどこから現れたのだ」(只者将軍)

気味が悪いし、作戦遂行の邪魔にはなりますが、特に致命的な霊障はないといっていいでしょう。むしろ只者将軍の亡霊機との遭遇率の高さが気になるところです……。



さらにTKO将軍からも、同様の亡霊機を見たとの報告が入りました。
「私が目撃したのは、モスクワ市街地の上空です。クレムリンを占拠し、ソ連西方面軍の全拠点を無力化したのですが、空港で接収したはずのLa-5が飛んでいました」(TKO将軍)

TKO将軍は拠点占領によって自動的に占領したことになる空港では、航空機は生残るのではと分析しています。そうした空港では抵抗分子が残存し、こちらの監視の目をぬって飛ばしているでしょうか。だとすると、爆撃で壊滅した空港から飛び立つ航空機は誰が、否、「何」が操縦しているのでしょう……。



TKO将軍は、ドニエプル防衛戦で別の類の見えない敵にも出会っています。
「自分の空港をマンシュタイン軍の近くに置いた1ターン目の出来事です。説明のため便宜上、空のマップで自空港上空を(0,0)とします。すると(0,4)にソ連赤軍空港がありますね。なので、敵航空機が適当に出て来るよう(-1,3)、(0,3)、(1,3)、(0,2)、(1,2)、(1,3)と6機飛ばしました。
そうしたら敵のターンでFw190Aが集中攻撃食らっているではないですか。4回も攻撃されて墜とされてしまいました。
2ターンになって見てみたら(1,3)にいたはずのFw190Aがいなくなって(墜ちて)おりましたが、周りを赤軍機に取り囲まれた様子は勿論ありません(当たり前)。では、敵はどうやって攻撃したのでしょう。気になって敵空港を見てみたら何とIl-2やLa-5のFPWが減っているではないですか。最初から減っていたわけもないし、1ターンで攻撃して帰還したのでしょうか?
納得いかないです。取り囲まれるはずはないのに…」(TKO将軍)



その後の報告でAWWに存在する不思議は、同時に複数発生することもあることがわかりました。二重の不思議にみまわれた悲運の戦友は、狸将軍です。
「“冬の嵐作戦”での出来事です。
スターリングラードに閉じ込められているパウルス隊に、とりあえずS.グラードの上にある空港と茶軍司令部を占領させました。
将軍を失った茶軍の空軍は、S.グラードの斜め左下の紫軍司令部の手前にある紫軍の空港に着陸するようになりました。
そこへ攻め込んだ我がパンターD部隊は、紫軍司令部を占領。同時にイタリア部隊ももう一つの紫軍司令部を占領し、茶軍の航空ユニットは紫軍空港に格納されたまま消滅。さらに、我が空軍のMe110Gを着陸させました。
ところが茶軍のターンになってから、いなくなったはずの茶軍の航空ユニットが出現、対地攻撃を終えたばかりのMe110Gが襲われて瀕死状態に。そして次ターンでは、その空港に格納しておいたMe110Gは金縛りで動けなくなりました。
消滅した筈のユニットが出現、これは一体!?」(狸将軍)
いやはやなんとも悲惨な話です。しかし、一方ではこうした不思議がAWWの世界をより奥深くしているのではないかと思うのは私だけでしょうか。サターンコレクション版ではいくつかの不思議はお祓いされてしまったようですが、少々残念な気もします。
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Last Modified 2003/11/05 02:46:09