ADPDATA.DLL(ver1.10)に関する情報


けんこうさんによるADPDATA.DLLの解析結果を、けんこうさんの許可を得て公開させていただいています。もはや“兵器改造”も夢ではありません。たいへん素晴らしい成果だと思います。
なお、この頁に関する質問はできるだけ談話室で行ってください。
また、ver1.21の場合はこちらを見てください。
基本編: データの読み方

例:戦闘機  番号1  兵器名 He51B-1
アドレス00006180から攻撃力のデータ
アドレス00171354から、その他の燃料や防御力のデータ

攻撃力(兵器データ下半分)に関するデータの見方(数字は基本的に16進数で表示)


以降、+2A0h(16進数で2A0を現在の数字に足すこと)するたびに次の兵器番号の兵器へ行きます。

その他(兵器データ上半分)に関するデータの見方


以降、+174h(16進数で174を現在の数字に足すこと)するたびに、次の兵器番号の兵器へ行きます

各パラメータの解説

生産国 00の場合ドイツ、01でイギリス、02でソビエト・・・となります。
この部分の書き換えで、スターリン重戦車をドイツで生産をすることも出来ます。
耐久力 00・01なら兵器コレクションでの耐久力の表示が満タン
02以上で1/??となります。
移動方式 19にすると移動が歩兵標準となり、河川に入れないユニットも入れるようになります。(00で固定翼となり、空を飛ぶことができます。)
速度 64まで可能ですが、燃料が64に足らない場合は当然、燃料分しか動けません。
索敵 16以上の範囲を見ようとするとゲームが止まり、再起動以外復旧しません。

改良兵器の部分は書き換える事で改良できる兵器を変えられますが、自国生産の兵器で既に開発されていないと改良できません。
        例)建設工兵を爆撃機に
攻撃力、燃料の限界は255(FF)、防御力、優先速度は99(63)、移動は64(40)、索敵は16(10)です。
攻撃力は999(03E7)までいけるかもしれませんが、255で大体のユニットは一撃で撃破出来ます。
防御射撃は絶対優先ですので、攻撃優先速度が99でも射撃を受けます。

応用編: 兵器改造法

では、実践としてドイツ軍の戦闘機 He51B-1(番号1)を Me262A-1a Late(番号44)に改良できるように書き換えてみましょう。

  1. まず、ADPDATA.DLLのバックアップを取っておきます。
  2. 次にADPDATA.DLLのプロパティを開き、読み取り専用のチェックを外します。
  3. 手元にあるバイナリティ・エディタでADPDATA.DLLを開いてください。
  4. 001713C0に移動して、その部分を2C(44)に書き換えてください。
  5. そうしたら、00175255に移動し、開発時期を03 27と書き換えます。
これでOKです。

上手くいっていれば、39年9月6日に Me262A-1a Late が開発されます。
そうなれば、He51B-1 を Me262A-1a Late に出来ます。

これを活用すれば、パンターや噴進機で欧州蹂躪が可能となります。
なお、45年5月以降に開発されるように設定されている兵器は登場がランダムのようです。
登場する時と、しない時がありますので、登場は強制(「制式採用されました。」)にした方が無難です。

注意事項: ゲームが止まった場合

書き換えでゲームが止まる場合は、自軍のターンではほとんど止まりませんので、ターン終了時にセーブして、バックアップしていたADPDATA.DLLを上書きして下さい。
応急処置ですが、ゲームを進めることが出来ます。
止まるのは、友軍が書き換えた兵器を保有してると起こり易いようです。


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(c) ロドリゲス学級OB会 All rights reserved. 1997-2003Last Modified 2003/11/05 02:45:36