アドバンスド大戦略98攻略法


カフカス 42.6.28〜42.8.5/A軍集団
#25 ブラウ作戦
Reporter:マラ=パルテ
Date: Thu, 17 Dec 1998 16:35:10 +0900 (JST) / turn:39


 またまた簡単なマップにて失礼しますm(__)m
 ブラウ作戦実行部隊の指揮官諸兄へ

1、序盤戦
 敵軍はカフカス、ボロネジ、スターリングラード各方面軍の三軍だが、このうちマップ南部を支配するカフカス方面軍は、ロストフ、クラスノダール、チフリス、グロズヌイと退却するため、いちいち追いかけていったのでは時間がどれだけ有っても足りなくなると予想される。
 定石に従って敵の後方拠点を空挺作戦で先に押さえるのだが、ロストフに次いで近いクラスノダールの奇襲占領はあきらめたほうが良いと思われる。友軍がロストフを圧迫するため、次に近いクラスノダールを先に押さえると、敵は前線での反撃をあきらめ、いきなりチフリスに司令部を退避すると予想されるからだ。

2、迎撃作戦
 ロストフ占領とほぼ同時に、ロストフ東方にスターリングラード方面軍およびボロネジ方面軍の大部隊が出現すると予想される。河を盾に戦線を構築し、北方を迂回する敵軍は空軍で、戦線の正面突破を図る敵軍は戦車を盾にロケット砲部隊で応戦し、クラスノダールに逃げたカフカス方面軍の掃討が済むまでの間は、守勢防御にて迎撃する方針を採るべきである。

3、スターリングラード攻略戦
 カフカス方面軍を降伏させた後は、スターリングラード方面軍が新たな相手となるだろう。
 しかし、彼等はロストフ東方戦線での消耗が激しく、戦力を温存させてきた我が軍の敵ではないように思える。想像するに、スターリングラードまでの快進撃は可能であろう。
 しかし、我が軍の輜重部隊の実績から考慮するに、A軍集団はスターリングラードに到達するころまでに補給切れを起こしている可能性が大である。
 補給切れは占領部隊および輜重部隊の前線到達によって解消されるが、サラトフに退却したしたボロネジ方面軍とアストラハンに退却したスターリングラード方面軍にも補給の暇を与えてしまうことになり、下手をすれば二正面作戦を余儀なくされてしまう。
 よって、ここでも空挺部隊の活躍に期待せざるを得ないであろう。
 スターリングラードへ突撃する前に、アストラハンを空挺占領してしまうのだ。

4、サラトフ攻略戦
 スターリングラード方面軍を降伏させた後、B軍集団と共にサラトフに逃げたヴォロネジ方面軍を挟撃する。孤立した敵軍はもはや戦意を喪失しており、消極的な反撃しかしてこないであろう。
 サラトフの衛星都市群を掃討した後、司令部へ突撃せよ。

5、総括
 敵の勢力は膨大なるものの、いまだ作戦立案に難があり、頼りにならない同盟国軍に戦線の一部を任せる不安もいくらかは解消されるであろう。
 西方の新たなる脅威であるアメリカに対抗するためにも、一刻も早いボルシェビキの絶滅が急務である。

作戦立案担当:マラ=パルテ大佐

付記:作戦結果報告
 作戦計画書を元に、敵のカスピ西岸域への退却を阻止し、スターリングラードでの二正面作戦を回避した我が軍は、補給と補充を済ませた後、空軍の支援のもとでサラトフ目指して進軍するのみとなった。
 8月5日、最後まで抵抗を続けていたヴォロネジ方面軍はサラトフを放棄し、北方へ退却していった。

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